ストゥントレン州にSet Deliに行ってきました。地方の小学校教員養成校をまわる理数科隊員の活動。カンボジアの理数科隊員はかなり少なくなってしまったので、次で最後になってしまいます…。
実施日程は2日間。4人の隊員が行って、4人の先生を相手にひとり1単元教えます。1日目は実験の説明や授業づくり、2日目は模擬授業。学校から要望があった単元は、星座、月の満ち欠け、滑車、電気回路でした。
今回の担当は、月の満ち欠け。一緒にやった先生はチャンセイ先生は、プノンペン中学校教員養成校の生物地学クラスを昨年度卒業した先生。1日目の午前中は、父親の介護のため欠席。午後には来てくれました。
授業の流れは以下の通り。①月の光の当たり方を確かめる。②月と太陽、地球の位置関係の確認、③月の満ち欠けを確認。よく混乱してしまうポイントは、宇宙から見ているのか、地球から見ているのかが分からなくなってしまうこと。空間図形の把握がとても苦手。①と③の違いをしっかり説明しました。授業案作成まではできなかったけれど、2日目の授業では、生徒の意見を上手に引き出す発問をしていて、とっても解りやすい授業になりました☆
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